今更だが、Auroraが到着したあとに撮影した写真を並べてみる。最近、この程度の作業さえ億劫になっていて、さっぱりblogも更新しなくなってしまった。やっぱプログラミングから離れているからか。
さて、Aurora。こんな梱包で届けられた。
外側はビニールテープみたいな粘着力のシート。
内部はこうなっていた。
いちおう液晶側はよけいにダンボールが詰められていた。本体の箱はペナペナなので、この程度だと輸送時になんらかの事故が起きても不思議はないな。くわばらくわばら。
そして外箱登場。
中からは本体のほか、「届けるのが遅くなって悪かった」というショップからの気持ちのプレゼント、4GBマイクロSDと液晶カバーが出てきた。
この液晶カバー、本体にぴったりの大きさで厚みもあり、非常に快適に使わせてもらっている。ありがたや。microSDも快調。
最後が、Kindle4と並べてみた写真。
Kindleは6インチEink、Auroraは7インチ。液晶の大きさとしてはAuroraは非常に具合がいい。7インチTabletは思った以上に使い勝手がいい、というのが実感。Kindleは6インチといっても、PDFなどは表示するときに余分な余白が入れられてしまうため、自炊した書籍だと字がかなり小さくなってつらい。
使いはじめてすでに2週間。ほとんどコミックビューワ、動画ビューワとしてしか使っていないが、もっとバッテリーのもちのいい、作りのしっかりした7インチのTabletが安価で手に入るなら買ってもいいな、と思っている。今のところ、Googleから出ると噂されているTegra3デバイスが一番の狙い目か。iPadの7インチってほんとに出るのかなあ。
日暮れて道遠し
素人のおっさん、Cocoa programmingの海をゆく
2012年3月13日火曜日
iFunBox for Mac
をじの日記 さん経由で
iFunBox for Mac - App/File Manager for iPhone, iPad and iPod Touch
というアプリを知る。Win版もあるし、けっこう有名なアプリなのかしらん。さっそくインストールして使ってみる。
なるほど、これは便利だ。いちいちiTunesを経由しなくてもiPhoneから写真を抜き出すことができる。職場のノートPCにもインストールしておけば、iPhoneをUSBメモリのように使える、というわけか。
そんなんで、撮影したまま放っておいたNOVA7 Aurora開封の儀の写真をコピーしたので次のエントリで並べてみる。
iFunBox for Mac - App/File Manager for iPhone, iPad and iPod Touch
というアプリを知る。Win版もあるし、けっこう有名なアプリなのかしらん。さっそくインストールして使ってみる。
なるほど、これは便利だ。いちいちiTunesを経由しなくてもiPhoneから写真を抜き出すことができる。職場のノートPCにもインストールしておけば、iPhoneをUSBメモリのように使える、というわけか。
そんなんで、撮影したまま放っておいたNOVA7 Aurora開封の儀の写真をコピーしたので次のエントリで並べてみる。
2012年3月1日木曜日
2月の読書
2月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2776ページ
ナイス数:8ナイス
地のはてから(下) (100周年書き下ろし)
「神器」と立て続けに読んで、浮かび上がってくるのは「国家」ですかね。「地のはてから」はさすがに乃南アサ、太い物語でした。三吉はもっと過酷な運命をたどっているかと思ったが・・・。久しぶりに開高の「ロビンソンの末裔」を読み返したくなった。
読了日:02月29日 著者:乃南 アサ
地のはてから(上) (100周年書き下ろし)
ありがちと言えばありがちな話なんだけど、北海道人としは身につまされる。ウトロのさらに奥・・・・。うう、さぶっ。下巻はただいま予約中。早く読みたい。
読了日:02月26日 著者:乃南 アサ
神器〈下〉―軍艦「橿原」殺人事件
戦後の日本は敗戦による「滅び」の中を生きている、ということでいいのかなあ。きちんと読めた感じがしない。仕掛けも多いし。
読了日:02月23日 著者:奥泉 光
神器〈上〉―軍艦「橿原」殺人事件
「ガープ」下巻を中断してこちらを読んだ。どんな感じかな、と読み始めたらもうこっちに夢中。SFになりそうな匂いをプンプンに放ちながら快調に物語は進む。それにしても、この語り手ってどういう種明かしになるんだろう。きっと種明かしがあるんだよなあ、と下巻に突入。
読了日:02月12日 著者:奥泉 光
ICHIRO〈2〉ジョージ・シスラーを越えて
著者あとがきによると、朝日新聞社が企画した「日本人向け」の本のようだ。いささか鼻白むなあ。ま、おもしろかったけど。
読了日:02月08日 著者:ボブ シャーウィン
敗因と
どーして金子達仁の名前が一番大きいのだ?戸塚啓の本でしょうが、これは。と、文句を書いてみても仕方がない。大変おもしろかった。ドイツワールドカップは、アッズーリファンの私にとって至福の大会だった。特に準決勝の2点目、アッレの美しいゴール・・・。一方、日本代表はこんなゴタゴタがあったのね。なるほど。この本が書かれた時点から、確実に日本のサッカーは進歩しているようだ。めでたい。
読了日:02月05日 著者:金子 達仁,戸塚 啓,木崎 伸也
サムライたちの凱歌~19日間の死闘の果てに
ドキドキしながらテレビ観戦したことを思い出す。永谷脩の文章だけで1冊分にならなかったのが残念。
読了日:02月05日 著者:永谷 脩,武田 薫
ガープの世界〈上〉 (新潮文庫)
上巻の終わりあたりからだんだん痛そうな展開になってくる。そして、アーヴィング特有の「子どもの死」の予感。痛いんだろうなあ、と思いつつ下巻に突入。
読了日:02月03日 著者:ジョン アーヴィング
2012年2月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
全然読めてないじゃん。がっくり。
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2776ページ
ナイス数:8ナイス
地のはてから(下) (100周年書き下ろし)
「神器」と立て続けに読んで、浮かび上がってくるのは「国家」ですかね。「地のはてから」はさすがに乃南アサ、太い物語でした。三吉はもっと過酷な運命をたどっているかと思ったが・・・。久しぶりに開高の「ロビンソンの末裔」を読み返したくなった。
読了日:02月29日 著者:乃南 アサ
地のはてから(上) (100周年書き下ろし)
ありがちと言えばありがちな話なんだけど、北海道人としは身につまされる。ウトロのさらに奥・・・・。うう、さぶっ。下巻はただいま予約中。早く読みたい。
読了日:02月26日 著者:乃南 アサ
神器〈下〉―軍艦「橿原」殺人事件
戦後の日本は敗戦による「滅び」の中を生きている、ということでいいのかなあ。きちんと読めた感じがしない。仕掛けも多いし。
読了日:02月23日 著者:奥泉 光
神器〈上〉―軍艦「橿原」殺人事件
「ガープ」下巻を中断してこちらを読んだ。どんな感じかな、と読み始めたらもうこっちに夢中。SFになりそうな匂いをプンプンに放ちながら快調に物語は進む。それにしても、この語り手ってどういう種明かしになるんだろう。きっと種明かしがあるんだよなあ、と下巻に突入。
読了日:02月12日 著者:奥泉 光
ICHIRO〈2〉ジョージ・シスラーを越えて
著者あとがきによると、朝日新聞社が企画した「日本人向け」の本のようだ。いささか鼻白むなあ。ま、おもしろかったけど。
読了日:02月08日 著者:ボブ シャーウィン
敗因と
どーして金子達仁の名前が一番大きいのだ?戸塚啓の本でしょうが、これは。と、文句を書いてみても仕方がない。大変おもしろかった。ドイツワールドカップは、アッズーリファンの私にとって至福の大会だった。特に準決勝の2点目、アッレの美しいゴール・・・。一方、日本代表はこんなゴタゴタがあったのね。なるほど。この本が書かれた時点から、確実に日本のサッカーは進歩しているようだ。めでたい。
読了日:02月05日 著者:金子 達仁,戸塚 啓,木崎 伸也
サムライたちの凱歌~19日間の死闘の果てに
ドキドキしながらテレビ観戦したことを思い出す。永谷脩の文章だけで1冊分にならなかったのが残念。
読了日:02月05日 著者:永谷 脩,武田 薫
ガープの世界〈上〉 (新潮文庫)
上巻の終わりあたりからだんだん痛そうな展開になってくる。そして、アーヴィング特有の「子どもの死」の予感。痛いんだろうなあ、と思いつつ下巻に突入。
読了日:02月03日 著者:ジョン アーヴィング
2012年2月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
全然読めてないじゃん。がっくり。
2012年2月29日水曜日
ファームウェア更新
早速、Auroraの「ファームウェア更新」というのをやってみた。
Novo 7 Essential Clean ROM v0.5 for Aurora
http://www38.atwiki.jp/novo/pages/18.html#id_f0b55816
ここに書いてある手順どおりに作業。ROM焼きなんて何年ぶりかのお。OpenZaurus以来だな。
Auroraが届いてすぐ、もともと入っていたファームウェアを日本語化したり中華アプリを削除したりするスクリプト
Allwinner Essential v0.8pre
を使わせてもらっていたが、動作はClean ROMで完全フォーマットした状態のほうが快適だ。なんせ、待機状態での電力消費がかなり低くなる。
Auroraの主な使用目的は寝落ちマシン。手持ちのDVDをエンコした動画をダラーッと寝っ転がって見るために買った。液晶がきれいなのでかなり気分よく使えている。バッテリーのもちがよくないので、けっこう早い時期からACアダプタをつなげっぱなしにする予感が・・。
Novo 7 Essential Clean ROM v0.5 for Aurora
http://www38.atwiki.jp/novo/pages/18.html#id_f0b55816
ここに書いてある手順どおりに作業。ROM焼きなんて何年ぶりかのお。OpenZaurus以来だな。
Auroraが届いてすぐ、もともと入っていたファームウェアを日本語化したり中華アプリを削除したりするスクリプト
Allwinner Essential v0.8pre
を使わせてもらっていたが、動作はClean ROMで完全フォーマットした状態のほうが快適だ。なんせ、待機状態での電力消費がかなり低くなる。
Auroraの主な使用目的は寝落ちマシン。手持ちのDVDをエンコした動画をダラーッと寝っ転がって見るために買った。液晶がきれいなのでかなり気分よく使えている。バッテリーのもちがよくないので、けっこう早い時期からACアダプタをつなげっぱなしにする予感が・・。
2012年2月26日日曜日
NOVO7 Aurora入手
中華PADというものを入手した。
赤札天国の商品ページ
ainol NOVO7 auroraである。
これが、非常にいい出来のタブレットで、大満足。
某巨大匿名掲示板では、液晶に不良が多いとか、春節明けのロッドはやばいとかいろいろ言われているが、幸い私が入手したデバイスは不良も特になく、極めて順調に使えている。
評判の通りバッテリーのもちはよくない、と感じられる。不満な点はそこだけだな。
Wifiを切っておけば、まあまあそこそこの時間は使える。
GMailやGoogleリーダーなど専用アプリでネットにつなげるのはいいけれど、ブラウザでPC並に表示させて使おうとするのには向いていない。
なによりもAndoridの使い勝手にけっこう感動した。iOSとは別方向だけれど、かなり好みだ。
バッテリーのもちがいい製品でぜひ使ってみたくなる。
赤札天国の商品ページ
ainol NOVO7 auroraである。
これが、非常にいい出来のタブレットで、大満足。
某巨大匿名掲示板では、液晶に不良が多いとか、春節明けのロッドはやばいとかいろいろ言われているが、幸い私が入手したデバイスは不良も特になく、極めて順調に使えている。
評判の通りバッテリーのもちはよくない、と感じられる。不満な点はそこだけだな。
Wifiを切っておけば、まあまあそこそこの時間は使える。
GMailやGoogleリーダーなど専用アプリでネットにつなげるのはいいけれど、ブラウザでPC並に表示させて使おうとするのには向いていない。
なによりもAndoridの使い勝手にけっこう感動した。iOSとは別方向だけれど、かなり好みだ。
バッテリーのもちがいい製品でぜひ使ってみたくなる。
2012年2月1日水曜日
1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:4151ページ
ナイス数:40ナイス
鳥類学者のファンタジア
読んだ。饒舌な語り手の楽しい語り口を楽しんだ。いくつかの美しい場面、たとえばフォギーが「祈り」について考える田舎の教会のシーン、例えば霧子が鳥の声を聞き分けるシーン、そしてフォギーと霧子の別れ、終章の鳥肌が立つようなジャズクラブのシーン、文章で創りだすこの美しさは一体何だろうと感嘆。小説家ってすごいなあ。
読了日:01月27日 著者:奥泉 光
あの川のほとりで〈下〉
ゆっくり読もうと思ったが無理だった。速くは読めない。だけど長い時間どうしても読んでしまった。おもしろかった。物語の終盤で語られるダニーの「小説作法」が興味深い。登場人物の中ではコックが一番好きだな。こういう職人気質の人物に惹かれる。
読了日:01月20日 著者:ジョン アーヴィング
あの川のほとりで〈上〉
時系列をわざとあちこち飛ばして語る語り口、さりげなく挿し込まれる重要な(と思われる)エピソードやイメージ、とにかく注意深く読まないといけない小説で、それこそケッチャムのように「一語一語」読んでいる。しかしアーヴィングはおもしろいなあ。
読了日:01月18日 著者:ジョン アーヴィング
21世紀SF1000 (ハヤカワ文庫JA)
ガイドブックとして激しく実用的、読み物としてもおもしろい良書。大森望氏の書評芸のうまさにうなる。
読了日:01月15日 著者:大森望
オイアウエ漂流記
荻原浩でこのネタならハズレないだろう、と思って借りたらやっぱりおもしろかった。非常にストレートなサバイバル小説ですな。ひねりがあるのかな、と思ったらセントバーナードか。愛犬家なのでちょっと複雑。(フォローはしっかりあるけれど)小説作法がしっかりしている(視点人物の切り替え、とかのことね。最近あるSFを読もうとしたら同じ段落の中で視点人物を切り替えたりするので落ち着いて読めなかった、という)ので安心して読めます。
読了日:01月12日 著者:荻原 浩
モダンタイムス (Morning NOVELS)
久しぶりに小説読んでて読めない漢字に出会う。「甚振る=いたぶる」、読み方はもちろんgoogle様に聞いた。「ね、検索しているでしょ」とうれしそうに微笑む伊坂幸太郎の顔を思い浮かべた。そういう仕掛けにあふれた小説。完成度は「ゴールデンスランバー」の方が上、とあえて言う。でも佳代子の魅力に圧倒された。
読了日:01月10日 著者:伊坂 幸太郎
天冥の標Ⅴ: 羊と猿と百掬(ひゃっきく)の銀河 (ハヤカワ文庫JA)
読んだ読んだ。じわじわと物語の本流が姿を現してきてわくわくする。SFはいいなあ、しかし・・・前巻までの内容を忘れているのがつらい。(^^ゞ全10巻完結したら一気に再読するしかないなあ。P・J・ファーマーの「リバーワールド」シリーズみたいに。
読了日:01月08日 著者:小川 一水
悪の教典 下
なるほど、このクライマックスにもっていくための主人公のあの設定か。かなり苦労したかな、作者さんも。主人公にしてみたらクライマックスの事態は明らかに失態なわけで、天才にあの凶行をやらせるためには「直感を信じる」とかなんとか言わせないといけなかったか。 散々楽しませてもらったけれど一つだけ指摘するなら、こんな天才がなぜ高校の1学級を王国にすることにあんなにこだわるのか、苦労するのか、そこがキズ。
読了日:01月08日 著者:貴志 祐介
悪の教典 上
skyrimにはまった1ヶ月、全く本を読まなかったが今日から読書モード再開。この本を借りられたから、skyrimがんばって終わらせた、という面もあるな。上巻読了。シリアルキラーがなぜ高校教師をしているのか、どんな結末にもっていくのか、興味津々。それにしても敵役になりそうな人がああも簡単に・・・。貴志祐介のエンタメ技倆の高さはすごいレベルなので、冷徹なシリアルキラーのわりにけっこう衝動的に殺人を犯す主人公への「?」もきっと下巻で解明されるだろうと予測する。
読了日:01月07日 著者:貴志 祐介
2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:4151ページ
ナイス数:40ナイス
鳥類学者のファンタジア
読んだ。饒舌な語り手の楽しい語り口を楽しんだ。いくつかの美しい場面、たとえばフォギーが「祈り」について考える田舎の教会のシーン、例えば霧子が鳥の声を聞き分けるシーン、そしてフォギーと霧子の別れ、終章の鳥肌が立つようなジャズクラブのシーン、文章で創りだすこの美しさは一体何だろうと感嘆。小説家ってすごいなあ。
読了日:01月27日 著者:奥泉 光
あの川のほとりで〈下〉
ゆっくり読もうと思ったが無理だった。速くは読めない。だけど長い時間どうしても読んでしまった。おもしろかった。物語の終盤で語られるダニーの「小説作法」が興味深い。登場人物の中ではコックが一番好きだな。こういう職人気質の人物に惹かれる。
読了日:01月20日 著者:ジョン アーヴィング
あの川のほとりで〈上〉
時系列をわざとあちこち飛ばして語る語り口、さりげなく挿し込まれる重要な(と思われる)エピソードやイメージ、とにかく注意深く読まないといけない小説で、それこそケッチャムのように「一語一語」読んでいる。しかしアーヴィングはおもしろいなあ。
読了日:01月18日 著者:ジョン アーヴィング
21世紀SF1000 (ハヤカワ文庫JA)
ガイドブックとして激しく実用的、読み物としてもおもしろい良書。大森望氏の書評芸のうまさにうなる。
読了日:01月15日 著者:大森望
オイアウエ漂流記
荻原浩でこのネタならハズレないだろう、と思って借りたらやっぱりおもしろかった。非常にストレートなサバイバル小説ですな。ひねりがあるのかな、と思ったらセントバーナードか。愛犬家なのでちょっと複雑。(フォローはしっかりあるけれど)小説作法がしっかりしている(視点人物の切り替え、とかのことね。最近あるSFを読もうとしたら同じ段落の中で視点人物を切り替えたりするので落ち着いて読めなかった、という)ので安心して読めます。
読了日:01月12日 著者:荻原 浩
モダンタイムス (Morning NOVELS)
久しぶりに小説読んでて読めない漢字に出会う。「甚振る=いたぶる」、読み方はもちろんgoogle様に聞いた。「ね、検索しているでしょ」とうれしそうに微笑む伊坂幸太郎の顔を思い浮かべた。そういう仕掛けにあふれた小説。完成度は「ゴールデンスランバー」の方が上、とあえて言う。でも佳代子の魅力に圧倒された。
読了日:01月10日 著者:伊坂 幸太郎
天冥の標Ⅴ: 羊と猿と百掬(ひゃっきく)の銀河 (ハヤカワ文庫JA)
読んだ読んだ。じわじわと物語の本流が姿を現してきてわくわくする。SFはいいなあ、しかし・・・前巻までの内容を忘れているのがつらい。(^^ゞ全10巻完結したら一気に再読するしかないなあ。P・J・ファーマーの「リバーワールド」シリーズみたいに。
読了日:01月08日 著者:小川 一水
悪の教典 下
なるほど、このクライマックスにもっていくための主人公のあの設定か。かなり苦労したかな、作者さんも。主人公にしてみたらクライマックスの事態は明らかに失態なわけで、天才にあの凶行をやらせるためには「直感を信じる」とかなんとか言わせないといけなかったか。 散々楽しませてもらったけれど一つだけ指摘するなら、こんな天才がなぜ高校の1学級を王国にすることにあんなにこだわるのか、苦労するのか、そこがキズ。
読了日:01月08日 著者:貴志 祐介
悪の教典 上
skyrimにはまった1ヶ月、全く本を読まなかったが今日から読書モード再開。この本を借りられたから、skyrimがんばって終わらせた、という面もあるな。上巻読了。シリアルキラーがなぜ高校教師をしているのか、どんな結末にもっていくのか、興味津々。それにしても敵役になりそうな人がああも簡単に・・・。貴志祐介のエンタメ技倆の高さはすごいレベルなので、冷徹なシリアルキラーのわりにけっこう衝動的に殺人を犯す主人公への「?」もきっと下巻で解明されるだろうと予測する。
読了日:01月07日 著者:貴志 祐介
2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
2012年1月7日土曜日
12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1561ページ
ナイス数:12ナイス
マリアビートル
細かい伏線を読み逃がしている気がしてならない。伊坂さんごめんなさいこんなおもしろい話なのに、という感じ。檸檬が好きだな。
読了日:12月06日 著者:伊坂 幸太郎
重耳(下)
うむ、中巻の放浪譚が白眉か。
読了日:12月03日 著者:宮城谷 昌光
他者が他者であること
読了日:12月03日 著者:宮城谷 昌光
トラウマ映画館
私もまたデレビ映画で育ったテレビっ子のはしり。全然DVD化されていないような、題名も憶えていないけれど内容はやけに印象に残っている作品があるなあ。何気なく手に取ったがえらくおもしろい本だった。
読了日:12月03日 著者:町山 智浩
重耳(中)
なかなか主人公が出てこない。(^^ゞ下巻できっと大活躍してくれることだろう。
読了日:12月01日 著者:宮城谷 昌光
2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1561ページ
ナイス数:12ナイス
マリアビートル
細かい伏線を読み逃がしている気がしてならない。伊坂さんごめんなさいこんなおもしろい話なのに、という感じ。檸檬が好きだな。
読了日:12月06日 著者:伊坂 幸太郎
重耳(下)
うむ、中巻の放浪譚が白眉か。
読了日:12月03日 著者:宮城谷 昌光
他者が他者であること
読了日:12月03日 著者:宮城谷 昌光
トラウマ映画館
私もまたデレビ映画で育ったテレビっ子のはしり。全然DVD化されていないような、題名も憶えていないけれど内容はやけに印象に残っている作品があるなあ。何気なく手に取ったがえらくおもしろい本だった。
読了日:12月03日 著者:町山 智浩
重耳(中)
なかなか主人公が出てこない。(^^ゞ下巻できっと大活躍してくれることだろう。
読了日:12月01日 著者:宮城谷 昌光
2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
2011年12月1日木曜日
11月の読書
11月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3193ページ
▼読んだ本
重耳(上)
やった。宮城谷昌光という金鉱が自分にとって「読める」ものだと判明した。これでしばらく息がつける。読む本に困ることがなさそうだ。これも縄田一男氏のおかげ。明日中下巻を借りてくる。
読了日:11月28日 著者:宮城谷 昌光
日経時代小説時評―1992-2010
時代歴史小説というジャンルを愛する熱い気持ちが文章にほとばしっている。過去に読んで、自分としては「?」と感じた作品でも、なるほどこういう褒め方があるのか、と変に感心した。食わず嫌いで読んだことのなかった作家や、近年登場した才能についてたくさん教えてもらった感じ。
読了日:11月27日 著者:縄田 一男
ばんば憑き
表題作「ばんば憑き」の完成度がおそろしい。ほとんど芥川龍之介だ。そのあとの「野槌の墓」は、これ、連作の長編にならないのかな、と夢想する傑作。近年の宮部の充実度がよくわかる短編集だった。同時代にいい語り部がいて幸せだ。
読了日:11月27日 著者:宮部 みゆき
天地明察
まいった。こんな大傑作を今まで読み逃していたとは。図書館生活の弊害だな。でも読めてよかった。100ページ読まないうちから、読み終わるのが惜しくなったのは久しぶりの体験。特に関孝和との初めて対面する場面では鳥肌がたった。全日本人必読の書、と言いたい。
読了日:11月21日 著者:冲方 丁
やぶへび (100周年書き下ろし)
あっという間に読んでしまった。けっこう安牌な素材を使って書いてるかな。ただそこはそれ大沢在昌、最後まで余談を許さないきっちりしたエンタテインメントに仕上げてますな。
読了日:11月19日 著者:大沢 在昌
北帰行
きっちり構築されたサスペンス。見事。「錨を上げよ」を読んだあとだけに、手練た作者の円熟味の深い作品を読むと心洗われた。
読了日:11月18日 著者:佐々木 譲
錨を上げよ(下) (100周年書き下ろし)
柿本が作者の分身なんだろうか。ま、それはさておき、最後の100Pに来てこの展開かよ、という波乱万丈さ。タイで活劇になるとは思わなんだ。 影山と高川さんの語りがかなり作者の思想?を反映していると思われる。
読了日:11月14日 著者:百田 尚樹
錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)
まだまだ物語は動いていない。下巻に期待。
読了日:11月12日 著者:百田 尚樹
読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3193ページ
▼読んだ本
重耳(上)
やった。宮城谷昌光という金鉱が自分にとって「読める」ものだと判明した。これでしばらく息がつける。読む本に困ることがなさそうだ。これも縄田一男氏のおかげ。明日中下巻を借りてくる。
読了日:11月28日 著者:宮城谷 昌光
日経時代小説時評―1992-2010
時代歴史小説というジャンルを愛する熱い気持ちが文章にほとばしっている。過去に読んで、自分としては「?」と感じた作品でも、なるほどこういう褒め方があるのか、と変に感心した。食わず嫌いで読んだことのなかった作家や、近年登場した才能についてたくさん教えてもらった感じ。
読了日:11月27日 著者:縄田 一男
ばんば憑き
表題作「ばんば憑き」の完成度がおそろしい。ほとんど芥川龍之介だ。そのあとの「野槌の墓」は、これ、連作の長編にならないのかな、と夢想する傑作。近年の宮部の充実度がよくわかる短編集だった。同時代にいい語り部がいて幸せだ。
読了日:11月27日 著者:宮部 みゆき
天地明察
まいった。こんな大傑作を今まで読み逃していたとは。図書館生活の弊害だな。でも読めてよかった。100ページ読まないうちから、読み終わるのが惜しくなったのは久しぶりの体験。特に関孝和との初めて対面する場面では鳥肌がたった。全日本人必読の書、と言いたい。
読了日:11月21日 著者:冲方 丁
やぶへび (100周年書き下ろし)
あっという間に読んでしまった。けっこう安牌な素材を使って書いてるかな。ただそこはそれ大沢在昌、最後まで余談を許さないきっちりしたエンタテインメントに仕上げてますな。
読了日:11月19日 著者:大沢 在昌
北帰行
きっちり構築されたサスペンス。見事。「錨を上げよ」を読んだあとだけに、手練た作者の円熟味の深い作品を読むと心洗われた。
読了日:11月18日 著者:佐々木 譲
錨を上げよ(下) (100周年書き下ろし)
柿本が作者の分身なんだろうか。ま、それはさておき、最後の100Pに来てこの展開かよ、という波乱万丈さ。タイで活劇になるとは思わなんだ。 影山と高川さんの語りがかなり作者の思想?を反映していると思われる。
読了日:11月14日 著者:百田 尚樹
錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)
まだまだ物語は動いていない。下巻に期待。
読了日:11月12日 著者:百田 尚樹
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