2011年7月27日水曜日

Excel VBAを勉強する

またまたExcelである。今度は「指導要録」という、学校版住民台帳みたいな書類のExcelファイル化を仰せつかった。

何年もの長きにわたって残す重要書類、ではあるのだけれど、ま、義務教育なので職員が考えているほどの重要性はないのだろう。増して小学校だし。(進学とか就職に関係するわけでもない、というわけで)

もう何年も前からデータはExcelで作って、「指導要録」に直接プリントアウト、という形でのExcelファイル化はされていたが、今回は文部科学省直々の「正式許可」が下りたようだ。すなわち、なんらかの形のコンピュータファイルの状態で保存していい、ということになったみたい。(それでも必ず印刷しておけ、という腰の引けた指示も下りてきている。きっとこっちは文科省からのお達しにはないのだろうけど)

毎年年度末に必ず自分の学級分作成している。それと同じように、Excelファイル化してもかまわないけれど1部印刷、さらにPDF化しておけ、ということで、できるだけ各担任が手間をかけず面倒な作業をしないで済むよう考え中。

PDFはJustのPDFアプリが学校のパソコンにインストールされているので、きっとそれで手間なくできるはず。

問題は、どうやって「児童の進級に合わせて6年間使い続けられるファイル」にするか、だな。

通知表の場合は、成績や所見を大きなテーブルにして、そこからlookupで印刷用のシートにデータを埋めている。学級ごとに1ファイルで済む、と。

指導要録も同じ形でいいか、と思ったのだけれど、途中で必ず学級編制があるんだな。

というわけで「学級1ファイル」よりも「6年間使う個人ファイル」の方が現実的かもしれない。しかしそうなると、40人児童がいたら40個のファイルを編集して、印刷してPDF化しないといけなくなる。これはけっこうな手間だ。当然ミスも多くなるし、ミスを前提に最終チェックする手間も増える。(喜んでパソコンを使う人ばかりではないし・・・というか手書きの方がいい、という人のほうがまだ多いかもしれない)

学級編制でファイルを仕分けするのもできるだけ簡単に済むようにしたい。

埋め込むデータは大きな一覧表、ファイルは個人別で6年間使い続ける、という形にできないか研究している。

当然VBAでマクロを組むわけだが、ファイル操作するとなるとこれはもうプログラミングって感じになるな。40個のセルの中の文字列を読み込んで、それをファイル名にして新しいBookを作り、必要なシートをコピーして、さらにシートの中にできるだけ成績などのデータも埋め込んでいく、という作業になりそうだ。

VBAエディタがもうちょっと高性能だと、作業も楽になるのだろうけど・・・。

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