2010年12月26日日曜日

mule

おそらく今年最後の図書館通い。
この本を借りた。

入門Mule (Ascii books)
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大木 敦雄
アスキー
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手にとって目次をみて、「かんなによる日本語入力」に1章がさかれているのを知り、棚に戻そうかと思ったけれど、本文中の図版を見て借りる気になった。初版発行が1996年。220ページで1,800円・・・高いなあ。今の感覚でも高いぜ。

図版のほとんどはターミナルで起動したmule(Emacs)なので新鮮味はないのですが、最初の方に2点だけ挙げられているXの画面、ウィンドウマネージャがtwmでした。1996年当時ってーと、おそらく私も初めて買った「DOS/V」機(本当にDOS/V上でWin3.1を動かしていましたよ)にslacwareをインストールしてみたりしていた時期ですねえ。Xを立ち上げられた、というだけで大感動したのをおぼえています。(その後enlightenmentの0.16を自分でmakeして起動できたときの感動・・・涙ものでした)

その当時で日常的にUNIX使っていた人が書いた本でしょうから、筆者はワークステーションか何かを使う仕事だったのかな。筑波大学にお勤めのようだけど・・。ググったら筆者のページをみつけた。

Emacsに慣れてきたとはいえ、基本的な編集のコマンドとか検索とか置換とか、知らないことばかりなので古い本でも予想したよりずっと役に立ちそう。

実は
Emacsテクニックバイブル ~作業効率をカイゼンする200の技~
るびきち
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この本を買おうかな、なんて思っていたけれど、私のレベルには

入門 GNU Emacs 第3版
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Debra Cameron James Elliott Marc Loy Eric Raymond Bill Rosenblatt
オライリー・ジャパン
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こっちのほうがあっているのかな。

奥付を読んでこれまたびっくり。「本書の内容に関する質問は、小社スーパーアスキー編集まで、封書(返信用切手同封のこと)にてお願い致します。」とある。スーパーアスキー!!封書!!返信用切手!!スーパーアスキーは唯一、創刊号と最終号を買うことのできたパソコン雑誌なので思い出深い。(ちなみに創刊号の表紙は初代NextStepの写真でした・・・)

昔はオライリー本がアスキーから出てたんだよなあ。(って言う表現でいいのかな)

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