2011年5月26日木曜日

運動会

生まれも育ちも北海道なので、この時期に運動会が開催されることに疑問をもったことがない。しかし最近、北海道新聞のコラムに載ったとある大学教授のエッセイを読んで驚愕した。

教授の育った東京では、運動会が秋に開催されるのはもちろんとして、応援といえば学校のそばの文房具屋のおじさんくらい、だったそうな。ところが北海道に来て、娘の小学校の運動会で席取りのために徹夜同然で席を確保し、妻が盛大なお弁当を作る、という文化に激しい違和感をもった、という内容。

ひえー、家族総出、まかり間違えば一族総出で運動会に出かけてきて、昼ごはんはドバーっとお弁当やらおやつやらフルーツやらを大量に並べてほとんど宴会状態になる、というのは北海道だけなのか?それとも日本全国の田舎の風習?

運動会の「席取り」は大変な騒ぎで、私の務める学校でも明日の夕方から1時間にわたって「席取り」が開催される。ちなみに運動会は明後日土曜日ね。
席取りに先立ち、まず子どもに「席取りの順番」を決めるくじを引かせる。くじには、1番から始まって、PTA戸数分の番号が書かれている。で、金曜の5時から、そのくじの順に並んで、順番に運動会を座って見るための場所を確保していく。1家庭畳1枚程度、という約束。
テント用のペグなどを地面に打ち込んで、ビニールテープなどで区分けしていく。中にはビニールシートを早々に引いていく人もいる。

運動会当日は、このシートの上にキャンプ用の保温シートやら座布団やらを敷いて、のんびりビールなどを飲みながら保護者のみなさんは子どもに声援を送りビデオを撮影し写真を撮る。

これって北海道だけ?そうだとしたらすごいカルチャーショックだ。(^^;)

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