2011年10月31日月曜日

「はじめる! Cucumber」をkindleで読む


はじめる! Cucumber - 達人出版会
以前購入したこの電子書籍をkindleで読んでみる。

使ったアプリは当然のようにこれ。

calibre - E-book management

epub形式でダウンロードして、それをcalibreでmobi形式に変換した。
いやー、やはりちゃんとしたフォーマットはいいですねえ。

ちゃんとフォントの大きさも変更できる。表示している画像では、少し小さめのフォントにしている。(kindle使っていて、フォントの大きさを小さくしたのは初めてだ。ありがたやー)
読みやすく表示できる、だけでなく、本文中のリンクなどがそのまま有効になっているのも素敵だ。

おそらく、現在日本で電子書籍を楽しむなら、一番手軽なのがSonyのReaderなんでしょうが、kindleだとあれこれやってみようという気が湧いてきてそれがまたおもしろかったりする。


2011年10月29日土曜日

茎わかめ



自分もそれなりにネットの中での生活を送ってきたつもりだったが、まだまだ青いな、と痛感するできごとがあった。

先日、楽天で「茎わかめ」が通販できないかどうか調べた。少なくても私の住んでいる地域では取り扱っている小売店やスーパーがなく、たまに職場に販売にくる業者さん(3ヶ月に1回くらい来るかなあ)から買うしかなくて悶絶していた。なんせ茎わかめ、うまいんですよ。

通販で買えばかなり安く買えることがわかってホクホクしたところまではよかったが・・・、その後1週間、あちこちのサイトやblogを読むたびに、やたらと茎わかめの広告と出会うことになって驚愕。

つまり、楽天のアフィリエイトやっているサイトを訪問すると、私の履歴からおすすめ商品が自動的に表示されているんでしょうな。

そんなの当たり前、かもしれないけれど、楽天で通販なんかしたことなかったもので今までこんなことを経験したことがなかった。楽天恐るべし。マー君がいい投手に育つのもむべなるかな。ちがうか。

ちなみに画像で使わせてもらっているのは

編集者の日々の泡
さんのblogです。とってもおもしろいよ。 

2011年10月26日水曜日

tablet

amazon.comから目に毒なメールがきた。

買えるならfireを注文しちゃうところですな、異常な円高だから。
iPad2はかなり気に入って使っている。これおいしそう、というレシピを見つけたらEvernoteに取り込んで、それをリビングで確認しながら料理、という使い方が私の場合一番ありがたい。

でもベッドに寝っ転がってYouTube見たりするのもいいなあ 、と思ったりするのだが、一番使い込んでるのが下の娘、すなわちUbutnu女子高生で、いっそTwitterを眺めている。それやこれやで今やリビングになくてはならないデバイスになっているので、私の部屋に持ち込むのは不可となっている。(^^ゞ

自分専用のtabletがあってもいいなあ、と思う。

計算しやすく1ドル=80円としても、Samsung Galaxy Tab (7-inch, 16GB, Wi-Fi)が312.99ドル・・25,000円くらいじゃないか。ここであわてて計算機.appで76*312.99をやってみたら23787.24、と出た。うひゃー。しかし・・・


ま、そうそうお金は使えません。ちなみにamazon.co.jpだとこのお値段。

Samsung Galaxy Tab Wi-Fi 16GB (P1010)
Samsung
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わ、値段が出てないか。52,800円でした。本日付で。うーむ、これなら宅配転送業者に頼んでもかなり安くつくか・・。

ただ、こいつは送ってもらえるようだ。

本日の時点で391ドル、およそ3万円。けっこうお買い得でしょうねえ。amazon.co.jpの並行輸入品が52,800円だから。

kindle fireが国内で発売されない限り、きっとandroid tabletは買わないと思うんだけど・・・(イマイチ自信のない口調になったりする)

2011年10月23日日曜日

読了・筑摩書房 それからの四十年

筑摩書房 それからの四十年 1970-2010 (筑摩選書)
永江 朗
筑摩書房
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図書館で借りて速攻で読了。良書である。大変おもしろかった。

あとがきで筆者が「現在の出版界」が「倒産目前だったころの筑摩書房」と同じこと、すなわち「同じコンテンツやオリジナルの劣化コピーとしか思えないような本ばかりが、ざくざくと出る」、「業界あげての食品偽装ならぬ新刊偽装をやっている」と心配しているのが印象的。

津野海太郎氏の


電子本をバカにするなかれ 書物史の第三の革命
津野 海太郎
国書刊行会
売り上げランキング: 317366
この本は先週借りて読んだ。

kindleを買って以来、けっこう出版とか電子書籍全般への興味が急に湧いてきた。

kindle・サンプルをダウンロードしてみる

新米ユーザなんで、いろいろやってみる。

「A Dance with Dragons」のサンプルを、kindle内のstoreからダウンロードしてみた。もしかしたら読めるか、と思ったんだけど、無理だな、やっぱり。固有名詞がもうだめ。ただ、英語の本がどう表示されるかわかっておもしろかった。

ペーパーバック1ページ分には足らないだろうけど、けっこう表示されるんですな、文字が。

また、富田倫生「パソコン創世記」を青空キンドルで変換しようとしたら、なぜか エラーが出てしまうので、テキストを落として自分でPDFにしてみることにした。使ったソフトは晶紀の館で公開されている「青P」の無料版。

用紙設定をB6にしてフォント13Pくらいで次のような表示が私にはちょうどいいようだ。

こう見ると、日本語でかなりフォントを大きくしてもけっこう表示される。

kindleは本当に本を読むことしかできないけれど、大変おもしろい。

2011年10月21日金曜日

kindle・本を買う計画

英語は読めない。どうしても必要がある時だけ、辞書を引きつつなんとか読みたどる。必要な時、はたいていプログラミングがらみ。本当に必要な情報はほとんどが英語なので。

kindleを買ったのだから、一度くらいAmazon Whispernetを経験してみたい。しかし英語の本を買うのにはためらいがある。

今のところ第一候補は

これかなあ。なんとか実用の範囲に入りそうだし。

でもこんなのをみるとクラクラする。






これの 続編ですな。翻訳書は上下でおよそ6,000円・・・。kindle本(ただし原書)なら11.99ドルか。英語をすらすら読める人が羨ましくなる瞬間。

ところでamazon.co.jpによる電子書籍販売、大手、として名前があがっているのが講談社や角川や新潮だけれど、創元や早川はどーなっているんだろう。SF・ミステリ出版社こそ電子書籍でロングテールを狙うべき、と思うんだけどなあ。

2011年10月20日木曜日

kindle・Amazonが国内市場に打って出てきたら

本日、あちこちで報じられていた、Amazon.co.jpの日本電子書籍市場への参入について、個人的に一番わかりやすかったのはGIGAZINEさんの解説。

Amazonが年内に電子書籍を日本で販売するため大手出版社とも交渉中 - GIGAZINE

日本の電子書籍市場の現状がどうなっているかとか、各出版社の意向は、とか、大変おもしろかった。

各出版社は書籍の電子化を急いでいて、新潮社や講談社、学研ホールディングスは全新刊を電子化する方針を固めて作家との交渉などを始めています。また、小 学館や角川グループホールディングスも全新刊の電子化を目指しているとのことで、日本でも電子書籍が本格的な普及期に入っていくのではないかとみられてい ます。
kindleを購入して以来、日本の新刊書がどのくらい電子書籍になって売られているのかちょっとだけ調べた。

とりあえず.bookとxmdfちゅー規格があってそれぞれ専用のビューワがいるらしいことがわかってがっくりきた。

電子書籍販売サイト honto | 文芸、コミック、雑誌も電子書籍で!というサイトがなかなか使いやすそう、とおもったけれど、

OSXでは読めないらしい。

ここにAmazonが攻めこんできたらどんなことになるのか楽しみだ。
ただ、一番心配なのが「今もっているkindle4が、amazon.comのアカウント用に設定されている」こと。もしamazon.co.jpがkindle本を売り始めたら、このアカウントで使えるのだろうか、すなわちamazon.comのkindle4がamazon.co.jpで使えるのか、ということ。

使えないとしたら・・・国内版kindleを買うしかない。ヒャッヒャッヒャ、それもまた楽しみか。その時はkindle touchにしようっと。

kindle fireはどんなふうに展開されるんだろう。うーん、年末に向けて楽しみが増えたな。

2011年10月19日水曜日

iPhone4S

予約していたiPhone4Sがもう早、届いてしまった。3週間くらいはかかると思っていたので油断していた。

忙しいことだ。kindleであれこれやっているのであまりいじる時間がないぞ。うれしい悲鳴だ。

一緒に買ってきた安いカバーについてきた液晶保護フィルムがしょぼくて、全然うまく貼れない。がっくり。気泡が入りまくるの使い物にならず、頭にきてiPhone3Gのフィルムをひっぺがして貼り付けることにした。若干サイズが合わないけれど、まだましな状態になったのでとりあえず明日はこれで過ごす。とてもではないが人に見せられないぞ。(^^ゞ

ちゃんとしたカバーを買ってこよう。でも田舎なのでまだ品揃えが悪いようだ。

kindle・自炊本のPDFをトリミングする

せっかく自炊した「用心棒日月抄」、読めない字の大きさでした、では口惜しいので、少し調べてみた。できればPDFのまま、ページのトリミングというか余白削除ができる.appがないものか。

結論から言うとJava製の便利なのがあった。

PDF Scissors


なんせ便利なのは、PDFファイルを開くと自動的に「全ページの重ね合わせ処理」をしてくれてること。これのおかげで、「一部のページの文字領域を削除してしまう」という事態をさけることができる。全ページ共通の余白だけ削除できるという優れもの。

これで処理した「用心棒日月抄」、こんなふうに表示される。





これでほぼ、文庫本と同じくらいの字の大きさになるので、なんとか読むことができそうだ。わーい。

というわけで、自炊生活のめどがついた。ウィークデイに本を裁断して、週末、借りてきたScanSnapでスキャンしていけば、古い本をどんどんkindleにいれていけそうだ。

ただ、kindle4の容量は実質1.2G程度なので、あまりたくさんは詰め込めないのが残念。

2011年10月17日月曜日

kindleいじる

英語の勉強をしているわけでもなく、英語の本を読むわけでもないなのでkindleを購入したのは、まあ物好きとしか言いようがない。

PDFを読むのならiPad2が十分実用的で読みやすいReaderになると思うのだけれど、いかんせんベッドに持ち込んで寝っ転がって読むのに適しているとは言いがたい。バッテリーのもちもよくないし。(目の疲れはどうということはない。長時間iMacの画面をみているので慣れている)

日本語の書籍を読むのならそれなりに苦労がありそうだ、と承知の上でkindleを買った。最後の一押しは、職場にScanSnapがあって、それが一世代前の上位機種である、と知ったことだろうか。うかつにもちゃんと調べたことがなかった、という。

職場は学校なので、裁断機については全く心配がない。ものすごい業務用の裁断機がどこの学校にも必ずある。現在勤務している学校にも当然あって、菊判のハードカバーだって余裕で裁断できるゴツイのがちゃんと2台ある。その他に据え置き型のペーパーカッターが何台かあるし、家で作業できないことを除けば電子書籍自炊の環境には恵まれていることに気づいた。裁断は職場でやって、土日にScanSnapを借りてくればいい。

そんなわけでkindleが届く前の金曜夜、さっそく藤沢周平「用心棒日月抄」を自炊してみた。30年近く前に購入して、何回も何回も読んでぼろぼろに黄変している文庫なので、裁断しても胸が痛まなかった。逆にこれでこの本をデジタル化して保存できる、と胸が躍った。

しかし・・・kindleが届いて出来上がっていたPDF版「用心棒〜」を表示させたら・・


残念ながら、この状態ではとてもではないが読めない。字が小さすぎる。

ちなみに青空キンドルでPDFにしてもらった島崎藤村「夜明け前」だとこういう表示。





これでも字が詰まっていてけっこう読みづらいけど、fontの大きさは快適。

自炊にありがちなトラブルらしく、Windows上であればjpegの余白をトリミングするToolなんかもけっこう簡単に手に入るみたい。OSXはまだ使い始めて1年程度なので、この手の作業をしようと思ったらあれこれ調べないと手持ちの情報が少ない。

ただ、元々の字体の小ささはどうにもしようがないため、いくらトリミングしてもあまり効果はないかもしれない。ちなみにiPad2なら快適に読めた。kindleの画面の小ささは取り柄でもあるので致し方ないな。

てなわけで本日はkindleのファームウェアを4.0.1にupdateして終了。このあとは夜明け前を読む、と。



2011年10月16日日曜日

kindle到着

本日、kindleが届いた。

さっそく使い始めている。青空キンドルは最強。


すでにKindleは第3世代で日本語に対応しており、今後、Kindle Storeでの日本語書籍の販売、そしてKindle日本語版の登場はもはや時間の問題。そうなる前にソニーは市場を掌握しておかなければ、苦しい戦いを強いられることになりますが、日本の電子書籍の来るべき未来の姿を考えた場合、本当に「読者」の求めているものを提示した方が、最終的に生き残るはずです。 

 
とGigazineさんは言っているけれど、どうでしょう。確かに日本語の書籍が買えるならこれほどうれしいことはない。

さくっと使ってみた感じでは、表示画面が意外と狭い、と思った。日本の文庫本程度の表示領域のはずなんだけど・・・字が小さいとすごく読みづらいかも。自炊するならPDFの作り方が結構難しいか・・・OSXなら。Winだとtoolがたくさんあるみたいなんだど・・。


2011年10月11日火曜日

kindle 今回は本気

たった今、kindleを発注した。
インターナショナル版、109ドル、本日のレートで送料込み9700円なり。 いや実はkindle fireを個人輸入しようかと思っていたのだが、8Gのtabletをクラウドなしで使うことに若干の不安があり、もし日本国内で展開されるようならその時買えばいいか、と考えた。(国内で展開される様子がないなら、せめて発売されて使ってみた人たちのレポートが上がってからでもいいだろう、と。どーせ年内に入手するのは難しそうだし) 今回はキャンセルしない。(^^ゞ昨年末に一度酔った勢いで注文して、2週間かかることにがっくりしてキャンセルしたのだが、今回は本気。3〜7日で到着予定ということなので楽しみである。 当面、青空文庫関連で活躍してもらう。これで寝っ転がって青空文庫が読めるようになるのだからとてもうれしい。