PC98DOS上で一世を風靡したファイラFDの*nixクローン、ということになっています。作者は白井隆氏、どこの大学の先生でしたっけ。
作者によるアプリの紹介は
FDclone は、 1989年に A.Idei氏の手によって MS-DOS 用に作成された『FD』を模した、 UNIX ベースの OS (以下便宜上単に "UNIX" と呼ぶ) 汎用のファイル & ディレクトリ管理ツールです。仕様部分に関しては、できるだけオリジナルの『FD』に近付けるようにしましたが、インプリメントに関しては全くのオリジナル作品です。
となっています。
基本的に←→↑↓キー、リターンキー、スペースキー、それといくつかのコマンドをワンキー入力でできるのでとっても楽です。
デフォルトではファイル表示のソートや、色付け表示はしてくれないので、「Shift+e」を入力してカスタマイズ画面に入ります。
これも画面表示を日本語にしたいときは、下矢印でどんどんスクロールさせて「Language」を見つけてUTF-8にすれば日本語になります。私の場合は「ソート→名前順」、「ANSICOLOR→背景を黒」、「EDITOR→joe」、「VIEWER→lv」くらいですかね、オプションいじるの。長年使っている割にカスタマイズ足りないな。明日あたりの課題ということで。
カスタマイズが終わったら、それを.fd2rcに保存しておかないと次回起動時にまた元に戻ってしまいます。
この画面でSAVEまたはOVERWRITEすれば設定が保存されてハッピーです。
ワンキーコマンドは、
- c・・・ファイルのコピー
- m・・・ファイルの移動
- a・・・属性変更
- リターンキー・・・選択ファイルを渡してviewer起動。デフォルトではmoreかな。
- x・・・実行ファイルを実行
- u・・・アンパック。アーカイブを展開。
- p・・・パック。ファイルをアーカイブに。
- e・・・ファイルをeditorで編集
- l・・・ディレクトリの変更
- k・・・mkdir。デフォルトを作る。
- shift+d・・・ディレクトリを削除
- d・・・ファイルを削除
- r・・・リネーム
この辺の軽快さをスクリーンキャストで、と思ったんですが、せっかく録画したものがアップロードに失敗して消えてしまったので今日はここまで。
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