2011年1月9日日曜日

黒画面のファイラ・mc

FDcloneの他に、ターミナル上でよく「使っていた」(過去形ね)ファイラに「mc」があります。

GNU Midnight Commander


いやなんというか、こっちのほうがずっとメジャーなんでしょうけど、fdcloneより。

現行のバージョン4.7.5。最近も更新されているのか調べてみたら、次のマイルストーン4.8.0に向かって粛々と開発が進んでいるようですね。すごいなあ。息が長いですよねー。


典型的な実行中の画面です。HomeBrewでインストールできました。
OSXだとファンクションキーの入力が「fn+ファンクションキー」でないと効かないようなので若干不自由。

削除したファイルを復活するには

上の記事によればファイル復活なんて技もできるようです。私の不確かな記憶によれば、当時DOS上ではノートン博士(もちろんあのノートン博士、アンチウイルスの)がリリースした「ノートンコマンダー」というファイラがあり、そのGNU版だったような。いやちがったかな。

98DOS上も2画面のファイラがずいぶんあって、私は「FS」を使っていました。作者はNamazuだんでしたかね。同様のソフトに「Mirin'sファイラ」とか、FDっぽいファイラなら「HF」とか「FILMTN」があって、人気のあるジャンルでしたなあ。中でも「HF」は「40歳過ぎてからアセンブラによるプログラミングに挑戦した成果」ということで雑誌記事にもなってました。すげえな、40過ぎてからかい、とその当時は思ったわけですが、そんな自分もまもなく50。ゆく河の流れは絶えずして、であります。

これらのファイラには専用のテキストビューワやアーカイブユーティリティを開発する人たちがいて、本体とplugin、という図式は現在とそんなに変わりませんな。

思えばこのころ、「ファイル名が短いと起動時間が速い」という都市伝説があって、どのソフトもだいたい2文字ですね。いまやBecky! Internet Mailの開発者さんとして有名な乗松知博氏が、当時開発していたエディタのファイル名は「f」一文字でした。これが「fey」になり「Dana」になっていくわけですが・・・ってこの話前にもどっかに書いたな。

最後にこんなページへのリンクを。

第1回フリーソフトウェア大賞 受賞作品

1992年ですか。このリストをみて「なつかしー」と思った人は私ときっと同年代。ishか・・・あったなあ。

最後の画像はgoogleで「mc」だけで検索した結果の一部。

0 件のコメント:

コメントを投稿