コピー&ペーストで済むところが多かったので、ものの1時間程度で終了。
しかしあわてて作者さんにメールしてまた何か失敗してるのがわかるのも嫌なので、ちょっとの間自分で使って変なところがないかどうか試してみる。ちょうどrspec本を読んでいる真っ最中なので好都合です。
単語to単語の翻訳なら、英語ダメダメ人間でもなんとかなるものですね。
使ったのは
このアプリ。Localization Suiteです。ちょっとググッてみたものの、日本語の情報はほとんど(・・・正確には全く(^^;))ありませんでした。そんなわけで予定通りちょっとだけ解説。
主にオープンソースのプロジェクトの多言語化のためのアプリ、と言っていいでしょうか。
画像を見たらわかるとおり、3つのツールで構成されています。
一番初めに起動するのがLocalization Manager.appですね。
こいつの主な役割はXcodeプロジェクトの.projファイルを読み込んで、プロジェクト全体のローカライズを管理することです。
Skimの場合、すでに英語はもちろん、中国語やオランダ語の翻訳も存在するので、そういった多言語化のファイルを全てスキャンして一元管理できます。
起動するとこんな画面になります。
日本語も追加しますよ、が①、日本語化するための基本となるファイルを出力するのが②、③で次のツールであるLocalizer.appが起動します。Localizer.appは翻訳作業の実際の作業を担当するアプリで、単語to単語の作業をひたすらします。で、それが終わったら④でLocalizer.appの保存したデータベースを読み込み、それを⑤でjapanese.lproj(各国語版のファイルが入るフォルダ)に書きだす、と。
ここまでの作業の流れは1,2度の試行錯誤でできるようになったので、かなり直感的に操作できる素敵なツール、といえましょう。
Localizer.appがなかなか便利な翻訳エディタでして、例えばそれまで翻訳された言葉から類推して翻訳語をサジェスチョンしてくれたりします。
翻訳対象の単語と比べて足りない文字があれば指摘してくれたりもする。
画像では「ピリオド」がない、と注意してくれていますな。
検索などももちろん充実。
そんなわけでなんとか700に上る翻訳項目を無事入力できました。「自動で訳す」ボタンを何回か押せばすでに翻訳済みの単語を探して予め翻訳しくれるので、かなり効率的です。
ただ、日本語としてこなれいるかまでは面倒を見てくれません。これは自分でがんばるしかない。
エラーメッセージとか自信ないんだよなあ。エラーがなかなか出ないので。(^^;)
実はこのLocalization Suiteが一番日本語化が必要なんじゃないか、と思ってしまいました。でもソースがないと日本語化できないようだしな。
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