2011年1月8日土曜日

黒い画面の味方・FDclone

正式なソフト名はFDcloneなんですが、ファイル名はfdcloneなので主にそっちで表記します。

PC98DOS上で一世を風靡したファイラFDの*nixクローン、ということになっています。作者は白井隆氏、どこの大学の先生でしたっけ。

作者によるアプリの紹介は

FDclone は、 1989年に A.Idei 氏の手によって MS-DOS 用に作成された『FD』を模した、 UNIX ベースの OS (以下便宜上単に "UNIX" と呼ぶ) 汎用のファイル & ディレクトリ管理ツールです。仕様部分に関しては、できるだけオリジナルの『FD』に近付けるようにしましたが、インプリメントに関しては全くのオリジナル作品です。

となっています。
基本的に←→↑↓キー、リターンキー、スペースキー、それといくつかのコマンドをワンキー入力でできるのでとっても楽です。


デフォルトではファイル表示のソートや、色付け表示はしてくれないので、「Shift+e」を入力してカスタマイズ画面に入ります。


これも画面表示を日本語にしたいときは、下矢印でどんどんスクロールさせて「Language」を見つけてUTF-8にすれば日本語になります。私の場合は「ソート→名前順」、「ANSICOLOR→背景を黒」、「EDITOR→joe」、「VIEWER→lv」くらいですかね、オプションいじるの。長年使っている割にカスタマイズ足りないな。明日あたりの課題ということで。

カスタマイズが終わったら、それを.fd2rcに保存しておかないと次回起動時にまた元に戻ってしまいます。


この画面でSAVEまたはOVERWRITEすれば設定が保存されてハッピーです。

ワンキーコマンドは、
  • c・・・ファイルのコピー
  • m・・・ファイルの移動
  • a・・・属性変更
  • リターンキー・・・選択ファイルを渡してviewer起動。デフォルトではmoreかな。
  • x・・・実行ファイルを実行
  • u・・・アンパック。アーカイブを展開。
  • p・・・パック。ファイルをアーカイブに。
  • e・・・ファイルをeditorで編集
  • l・・・ディレクトリの変更
  • k・・・mkdir。デフォルトを作る。
  • shift+d・・・ディレクトリを削除
  • d・・・ファイルを削除
  • r・・・リネーム
fdのすごいところは、ワンキーコマンドを入力したあとに開く、最下行の模擬シェルがbash互換、というところ。とうぜんTABで入力補完が効くし、↑で履歴をたどれます。

この辺の軽快さをスクリーンキャストで、と思ったんですが、せっかく録画したものがアップロードに失敗して消えてしまったので今日はここまで。

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