2011年1月10日月曜日

InterfaceBuilderから考えたこと

Xcodeを触るということはInterfaceBuilderも触ります。(InterfaceBuilder使わないで作る、というお作法がけっこうあるみたいなんですが、そこまで調べていない。)
微妙につかいづらいよな、と思いながら眺めている、が正直なところかな。なぜわざわざctrl押しながらドラッグ?とか。

この辺はやっぱりDelphi最高、と今でも思う。初心者向けRADツールとしてDelphiほど理解しやすいツールはちょっとなかったのでは。

などと考えながら、でもオレはいまもしかしたら本当にInterfaceBuilder使ってるんだ、と非常に驚きました。だって、NextStepの時からの伝統的な開発ツールですもんね。ものすごく憧れたんですよねー。今から20年近く前、と書いてからあわててウィキペディアで調べたら22年前か。ともかくjobsが作ったワークステーションにはデフォルトで開発環境がついていて(ついでに百科事典もついていて)、買ったその日からばりばりプログラミングができる、とスーパーアスキーの創刊号に書かれてあった。(遠い目)

機能面に増して立方体の黒い筐体がかっこよかったなあ。とても個人で手を出せるような値段ではなかったので、本当に憧れた。手の届かないものへの憧れなので、強く胸の奥深くに残っているんでしょうな。OSXのMac miniを買ったときは喜び勇んですぐインストールしたけど、「これは歯が立たん!」で終了。今でも歯が立つとは思ってないけれど、それでも「あの憧れの」InterfaceBuilderを使っているのか、という感慨がある。

復活したjobsがappleにもたらしたもの、それがOSXであり、Xcodeであり、InterfaceBuilderなんですね。iPhoneアプリもiPadアプリも、多くのOSX用アプリも、全てNextStepが源流か。

ということは、jobsをappleから追いやったJ・スカリーも世の中に大功績を残したのかもしれません。

ここでそういえばMacで開発といえばCodeWarriorだったよな、と思い出してググッてみる。ア・ハー、やっぱり身売りしているか。Macだけでなく、Palmでもなかなか勢いのあるIDEだったんですが。おお、シマンテックもThink Cっていうのを出してたな。このまま回想モードが続くと、マイクロソフトのMicrosoft Multiplanの話に突入しそうだからそろそろやめよう。(^^;)

で、何か作れるようになればいいなー、Xcodeで。

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